Collection Name&Logo Mark|コレクション名とロゴマーク
LogoMark
ロゴマーク
歌舞伎の特徴「隈取」をイラスト化
先ず、歌舞伎のイメージを書き出しました。
中村勘三郎、松本幸四郎、海老蔵、伝統、屋号…色々出てきた中から、隈取を取り入れることにしました。
分かりやすく言えば、メイクです。隈取を描くだけで歌舞伎と分かりますので、ロゴはシンプルに文字と隈取だけにしようと方向性は直ぐに決定しました。
Collection Name
コレクション名
「KABUKI CREW」にした理由
歌舞伎を英語表記にした「KABUKI」だけでは、コンセプトと異なり、ただの歌舞伎のキャラクターになります。
そこで、本来「CREW」は、船員や乗組員、制作スタッフなどの意味で使われますが、スラングでは、仲間、メンバー、いつメンを表す意味になります。意味は勿論、スラングを使用することはコンセプトに適しており、コレクション名を「KABUKI CREW」にしました。
Subtitle
サブタイトル
HIPHOPを追加した理由
歌舞伎は、成田屋、音羽屋、中村屋など屋号があり、それぞれに歌舞伎役者が属しており、シリーズ化するために、チーム制の導入は不可欠で「KABUKI CREW」も屋号となるチームを設定することにしました。
見た瞬間にHIP-HOPの要素が含まれたコレクションであると分かるようサブタイトルに追加し、更にチーム内にHIP-HOPの四大要素を落とし込みました。
HIP-HOPの四大要素とは?
HIP-HOPは、4つの要素から成り立っており、DJ、MC、GRAFFITI、BREAKINGで構成されています。
HIP-HOPの四大要素をそれぞれに行う人を表したのが下記の四種類となります。
・DJ=DJ
・MC=ラッパー
・グラフィティ=ライター又はペインター
・ブレイクダンス=ブレイカー
ロゴが決定するまでのデザイン校正
実際に「KABUKI CREW」のロゴを制作した流れが下記となります。
初 校
方向性を決定してから制作なので特に苦労することはありませんでした。
制作後、基本的にチェックする箇所は大きく分けて四か所です。
1.文字の綴りに間違いはないか?
2.イラストはイメージ通りか?
3.文字とイラストのバランス
4.その他(色、書体など)
再校正
初校で気になった点を修正しました。
一番気になったのが、リアルな隈取で、自分の描くキャラクターに合わないと思ったので、大幅に変更しました。
修正とチェックを何度か繰り返した結果、上記の三種類に絞ることにしました。
決 定
再校正した三種類の中から一番バランスのとれた上記のロゴに決定しました。
選んだ理由は、自分の描くキャラクターに合っている点とチーム制の導入を決定していたので、チームロゴとしても展開できる点が決め手となりました。